「受験格差」が広がると多様性が失われる? 有識者の見方[毎日新聞より]♪

【毎日新聞 2024/4/3 06:03(最終更新 4/3 12:41) 有料記事】
 東京圏(埼玉、千葉、東京、神奈川)の高校が2008~23年度(23年4月入学)までの15年間で、国立大の難関とされる旧帝国7大学で合格者数を1・68倍に急増させたことが、毎日新聞の分析で判明した。「受験格差」が広がることで何が起こるのか。教育を巡る格差に詳しい松岡亮二・龍谷大准教授(教育社会学)に尋ねた。【聞き手・李英浩】

「同調圧力」受けづらくなる地方

東京圏の進学校から多数の難関大合格者が出るのは、「難関大を目指すのが当たり前」といった価値観の親の元で育った子供が集まり、似通った境遇の友人同士で競争意識を高め合ってきた影響が大きいと考えられる。カリキュラムや教員の指導力などがもたらす「学校効果」は、どの進学校もさほど変わらないはずだ。

今回の分析により東京圏の合格実績が伸び、地方が低調なことがデータで裏付けられた。背景には東京を中心とする都市部に学歴・所得が高い、社会経済的に恵まれた層が集住し、子供を進学校に送るようになった影響があると考えられる。

一方、難関国…
:
: <以降、毎日新聞で登録後ご覧下さい>
:

【毎日新聞 2024/4/3 06:03(最終更新 4/3 12:41) 有料記事

<< 鹿児島市の英会話スクール CGC (Cross Globe Community) >>

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です