「たかが中学受験」 成功のカギは親の〝冷めた目〟[毎日新聞より]♪

2023/8/30 16:00(最終更新 8/30 20:00)有料記事】

 あえて言えば受験勉強ごとき。途中撤退はNG――。中学受験指導スタジオキャンパス代表、矢野耕平さん(50)に、受験に必要な覚悟を聞きました。成功のカギは「親の冷めた目」と説きます。【安藤龍朗】

挑戦しなくてよい「特殊」な世界

――中学受験に挑む人たちが増えています。

◆ブームと言われますが、東京、神奈川、千葉、埼玉の1都3県の公立小学校に通う6年生のうち、私立の中学受験をする子どもたちは18%ぐらいです。5人に1人も受験しません。

だから、依然として中学受験は「特殊な世界」ということを前提に考えてほしいです。

公立中学校に進んで、高校受験をするのが「普通のルート」です。

――それでも中学受験に踏み切る親子も少なくありません。

◆まず、中学受験にどういう意義を見いだせるのかを考えてみましょう。

一つは、中学受験で行う勉強そのものをどう考えるかです。

 中学受験では、算数、国語、理科、社会の4教科を深いところまで掘り下げます。受験勉強を通じて身につく基礎的な「教養」について、親が意義を感じられるかがポイントです。もう一つは、高校受験を経験しなくて済む中高一貫教育の6年間に大きな魅力を感じられるかどうかです。中高一貫校で学ぶことで「わが子が大きく成長できる」というような確信が持てれば、受験に踏み切ってよいと思います。

親がやってはい…

:<以降は有料会員登録が必要です>

2023/8/30 16:00(最終更新 8/30 20:00)有料記事

<< 鹿児島市の英会話スクール CGC >>

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です