さいたま市教委が「対話型AI」の研究会[朝日新聞デジタルより]♪

【朝日新聞デジタル 2023年5月26日 10時45分】

 さいたま市教育委員会は25日、対話型AI(人工知能)であるChatGPT(チャットGPT)などについて、教育現場での活用の可能性について探る研究会を初めて開き、約40人が識者から事例の紹介を受けて議論した。市教委は、子どもたちの創造力を育む教育につなげたい考えだ。

チャットGPTをめぐっては、リポートや論文などで悪用される懸念があり、文部科学省や各自治体でどこまで使用を認めるかなどの議論が始まっている。細田真由美教育長は会議の冒頭、「教育に大きな影響を与える。課題も含めて議論する。学び方や教え方が変わることに後ろ向きであってはいけない」と話した。

この日、体験会などの事例を説明したのはデジタル教育専門家の讃井(さぬい)康智さん。夏目漱石の著書の感想文を簡単に400字で作れるほか、中高生が高品質なコマーシャル動画やゲームを作った実例を紹介。「学生はうまくいかないと、AIへの命令をどうすれば良いか考えていた。創造性を失わせると言われるが、そんなことはない。ポジティブな学習効果が大きい」と指摘した。

研究会は学び方や教え方の改革を進める市の「スマートスクールプロジェクト」の一環。今年度、さらに5回ほど開くという。(大西英正)

【朝日新聞デジタル 2023年5月26日 10時45分

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