都立高入試の英語スピーキングテスト、なぜ必要? 東京外国語大が「しゃべって初めて分かる」と力説すること [東京新聞 より]♪
◆篠原琢副学長「とにかく発話し、自己表現すること」
「英語は世界の共通語。言いよどんだり言葉を探したりしながらでも、とにかく発話をし、自己表現することが大切」。10月中旬に同大で取材に応じた篠原副学長がこう話した。スピーキングテストを受けて入学した学生からは「英語を学ぶモチベーションになった」という意見が寄せられたという。
同大は14年からスピーキングテストの導入に向けて検討を始めた。23年度から都教委のテストの運営事業者となる、英国の国際文化交流機関「ブリティッシュ・カウンシル」と17年に協定を結び、独自のスピーキングテスト「BCT-S」を共同開発した。
19年2月、約100人が受験した国際日本学部の一般選抜(前期試験)で初めて実施。同学部は留学生も多く、授業の半分以上を英語で進めている。21年にパソコンからタブレットに切り替わり、22年2月の試験から対象を全学部(約1500人)に拡大した。
◆隣の人の声が聞こえても影響なし
テストは約12分間で、大問が4つ。写真の内容を英語で説明したり、「あなたが過去に挑戦したこと」などの抽象的な問いに答えたりする。採点は世界約60の国と地域に在住するブリティッシュ・カウンシルの試験官が担当し、数日のうちに結果が返送される。
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【東京新聞 2023年11月1日 06時00分】
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