試験日程が早い特色化選抜が23校増 来春の県立高入試、要項を発表[朝日新聞デジタルより]♪

【朝日新聞デジタル 2023年10月18日 10時30分】

 不登校の小中学生数が異例のペースで増えている。2022年度は29万9千人で、6年連続で過去最多を更新。21年度と22年度の増え幅は2割超と大きい。背景には何があるのか。

「今の学校が子どもに合わなくなっている」

福岡県教育委員会は、来春の県立高校入学者の選抜要項を発表した。普段の成績や部活動の実績などをもとに合否が決まる特色化選抜を全日制の64校で実施するほか、推薦入学は71校で実施する。特色化選抜は生徒の進路がより早い時期に決まることなどから、実施校は増える傾向にあるという。

2019年度に導入された特色化選抜は、調査書の評定値や部活動の実績などの「内定基準」を各校が定め、面接や作文、実技試験を経て合格者を決める。来春は県立高校90校のうち64校で実施し、今春より23校増える予定。24年1月24、25日に試験があり、29日に選考結果が通知される。

一方で、中学校長からの推薦が必要な推薦入学は、来春は今春より10校減の71校で実施される。2月6、7日に試験があり、13日に選考結果が通知される。

推薦入学をやめる10校はいずれも特色化選抜を採り入れており、県教委の担当者は「早期の進路決定など、生徒のニーズに応えるためにも各校が特色化選抜に一本化しようとする動きがある」と説明している。

今春から始まった第2志望校制度は来春、21校で実施。大川樟風(しょうふう)高校では、中高一貫教育で連携する大川市立中学校2校からの連携型選抜を新たに行う。

詳細は県のホームページで公開されている。(椎木慎太郎)

【朝日新聞デジタル 2023年10月18日 10時30分】

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