中学受験で塾通い、髪の毛が抜けた娘 「追い詰めた」母の反省と不安[朝日新聞デジタルより]♪
東京都の会社員の40代女性が、小学5年の長女の異変に気づいたのは昨年8月のことだった。
頭部の一部の毛が抜け、頭皮が見えていた。
頭部の一部の毛が抜け、頭皮が見えていた。
「受験のストレスで円形脱毛症になってしまった」。ショックを受けた。
半年前、長女は大手中学受験塾に通い始めた。宿題が出るようになり、求められる学習量は大きく増えたが、女性が会社から帰ってきても手をつけていないことがよくあった。「やることリスト」を紙に書いて置いておいても、見た形跡すらないこともあった。
女性が帰宅してから宿題を始め、午後10時ごろまでかかることも。朝寝坊にもつながりかねないため、つい「何でやってないの」と声を荒らげた。
言った直後に反省し、感情をぶつけないようにと思うが、学習の習慣はなかなか定着しなかった。
夫は勉強させることにあまり興味がないタイプで、受験勉強にあまり関与しようとしない。女性が会社から長女にLINEで様子を聞くと「もう半分終わった」と返信があったのに、実際はまったくやっていないことも。「どうしてウソをつくの」と叱り、泣かせてしまった。
「つらければ受験やめてもいい」母の提案、長女の答え
女性はこうした「圧力」が長…
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【朝日新聞デジタル 2023年10月5日 5時00分 有料記事】
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