教員採用試験、大学3年生でも一部受験可に 県教委、なり手確保狙い[朝日新聞デジタルより]♪

【朝日新聞デジタル 2023年9月15日 11時00分】
埼玉県教育委員会は2024年度から、大学3年生でも教員採用試験の1次試験の一部を受験できるようにする。いまは4年次にすべての試験を行うシステムだが、負担を減らすことで教員のなり手を確保する狙いがある。日吉亨教育長が14日、定例会見で発表。「優秀な教員の確保は大きな課題。できることはなんでもやる」と話した。3年で1次試験の一部を受験し、一定以上の点数をとれば、4年次は残りの試験を受ければいい。基準に達しなければ、4年次に改めて受験できるという。

前倒しで受験できる種目は、今後決めるという。

県教委は例年、1次試験を7月、2次試験を8月~9月ごろに実施している。ただ、1次試験の直前まで教育実習を行う学生もいるという。前年に一部の試験を受けられるようにして4年次の負担を減らし、受験者を増やしたい考えだ。

県教委によると、採用試験の受験倍率は減少傾向で、23年度採用分は2・8倍だった。千葉県や東京都では同様の取り組みを始めているといい、担当者は「優秀な人材が流れていくのも防ぎたい」という。(山田暢史)

【朝日新聞デジタル 2023年9月15日 11時00分】

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