コンクールでの生成AI使用「見抜けない」どう対処?専門家の提案は[朝日新聞デジタルより]♪
作文など小中高生向けの各種コンクールで、「ChatGPT(チャットGPT)」などの「生成AI(人工知能)」の使用を禁止する動きが広がっている。禁止は妥当なのか。そもそも使用の有無を見抜けるのか。教育現場での生成AIの活用のあり方を研究する早稲田大学大学院の田中博之教授(教育工学)に、望ましい向き合い方を聞いた。
――各コンクールで生成AIの使用を禁じる動きが広がっているのをどうみますか。
今年になって急に生成AIが話題になってきたため、子どもたちが使う時の利点や問題点
について十分に理解している人はまだ少ないのが実情だと思います。そのため、今年度については公平性を担保するために、利用禁止という措置をとるのも否定できないと考えます。
作文を書く場合、その過程で自分が考えたことや感じたこと、体験したことを頭の中で整理して繰り返し深く考え、意義づけることになります。自分を見つめ直し、発見する機会にもつながります。生成AIの使い方によっては、このように自分の頭で考える練習が不十分になり、使わずに取り組んだ場合に比べて得られる学習効果が少なくなってしまうおそれがあります。
――具体的には、どんな使い方をした場合ですか。
生成AIの回答をそのまま書…
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【朝日新聞デジタル 2023年7月1日 15時30分 有料記事】
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