ハーバード大卒の芦屋市長、タブレット手に所信表明 教育の持論語る[朝日新聞デジタルより]♪

【朝日新聞デジタル 2023年5月18日 19時00分】
 兵庫県芦屋市議会の臨時会が18日に開かれ、4月の市長選に全国史上最年少で当選した高島崚輔市長(26)が初めて出席した。所信表明では「誰よりも市民の声を聴くリーダーでありたい。市民との対話を重ね、市民主体の市政を実現していく」と述べた。タブレット端末を手に登壇した高島市長。まちづくりの基本方針について「先輩世代のみなさんとは何歳になっても生き生きと活躍できる芦屋を、現役世代のみなさんとは圧倒的に子育てしやすい芦屋を、未来世代のみなさんとは最高の学びができる芦屋をともにつくる」と述べた。「何よりもこだわりたいテーマ」には「教育」を挙げた。市長自身、灘中高、東大、米ハーバード大で学んだことで知られるが、「芦屋の公教育で芦屋の未来が決まる。一人一人の学びへのモチベーションを上げることこそが教育で最も大切だ」と強調した。

教職員の長時間労働解消や、教職員も学び続けられる環境づくりを実現しながら「各児童生徒の特性や興味・関心、学習到達度に応じた『ちょうどの学習』実現に取り組む」とした。

最年少市長らしく、若い世代の市政への参加も呼びかけた。若者の提言を市政に反映させる仕組み作りを検討していくとし、「自分の声で社会が変わるのだという成功体験が、政治や行政への関心につながる。この先ずっと魅力あふれる芦屋をつくる同志、仲間として一緒にまちづくりを進めたい」と語った。

市議会事務局によると、傍聴を希望する市民から事前に問い合わせが多数あり、この日も23人が新市長の所信表明を見守った。(真常法彦)

朝日新聞デジタル 2023年5月18日 19時00分

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