中学入試、今年の算数と社会は 求められる、問題を取捨選択する力[朝日新聞デジタルより]♪
首都圏1都3県の公立小学校に通う6年生の受験率が過去最高となった今年の中学入試。前回の国語と理科の入試傾向に続き、今回は算数と社会科を振り返る。算数では最後まで解ききる計算力を、社会科では問いに対する自分自身の考えを求められる傾向があった。日頃の積み重ねや経験が、より大事になっている。(本間ほのみ、横川結香)
今年の算数の入試問題を分析した、早稲田アカデミー中学受験部の算数科責任者松山圭介さんは「カギになったのは、煩雑な計算に動じることなく、最後まで解ききる骨太な計算力と精神力。それから、出題順に解くのではなく、しっかり点が取れる問題を取捨選択できる、実戦的な経験だと感じる」と話す。
今年は、極端に大きい数や煩雑な分数の計算を伴う出題が目立った。「緊張感と制限時間に追われて解く受験生は疲れただろう。求めた数がきれいな数でないケースも多く、答えが合っているか不安になったのではないか」と推測する。
問題の取捨選択が求められた…
:<以降は有料会員登録が必要>
:
【朝日新聞デジタル 2023年3月18日 7時00分 有料記事】
<< 鹿児島市の英会話スクール CGC >>